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国循サザン事件―0.1%の真実―

国循官製談合事件の容疑者として起訴された桑田成規さんを支援します

国循官製談合事件第3回公判 速報

国循官製談合事件公判報告 国循官製談合事件 国循サザン事件

国循サザン事件-0.1%の真実-無罪を訴える桑田成規さんを支援する会Nです。

本日2016年6月1日13時10分〜15時00分、大阪地方裁判所第603号法廷にて、国循官製談合事件(「国循サザン事件」)の第3回公判が行われました。

 

 

今回も、前回に引き続き検察側の証人尋問で、証人として当時の調達室専門職の西田氏が証人として出廷されました。

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この速報は、逮捕起訴された桑田さんを支援する会として動いているNが、第3回公判の様子や感想を傍聴した本人としてアップいたします。

Twitterではなるべくリアルタイムに投稿しております

ドラマ99.9の当事者を支援する会 (@southerncase) | Twitter

第3回公判の様子

  • 裁判官 西野吾一裁判長他2人
  • 桑田さんの弁護士 2人
  • 高橋さんの弁護士 3人
  • 検察官 3人
  • 報道関係 4人くらい?
  • 傍聴者 約10人

今回の尋問も、前半は前回同様「同じこと何回も聞くなや!」というようなやり取りで、法廷内の傍聴席のほとんどの方がお昼寝タイムだったのではないでしょうか。

 
今回のキーワードも、前回同様「仕様書」でした。
  • 誰が作成したのか
  • 西田氏が内容を確認したか
  • 西田氏は内容をすべて理解していたか
検察官は、この3点を、問題とされている3つの入札*1について、さまざまな角度から何回も確認していました。
 
これは、前回公判で西田氏が「仕様書は基本的には契約係が作成するが、専門的なことや技術的なことは、現場(発注部署)に協力を依頼する」と証言した部分を巧みに利用し、証言を有利に持っていきたいのだなと思わせるものでした。
 
2時間弱でしたが、休憩を挟まずに行われた証人尋問では、検察官は西田氏に対して次のことを聞きました。 
検察官「仕様書の内容は理解していましたか」
西田氏「はい」
検察官「では、技術的な内容も理解していましたか」
西田氏「いいえ、それはわかりませんでした」
3つの入札について、この繰り返し。
 
えーーーっ!
調達の部署の責任者たる者、責任を取らなければいけない立場の人が「よくわからなかった」とか「知らなかった」とか、そんなことで許されるのですか???
 
そんな疑問がフツフツと沸き上り、どうやって感情をコントロールしようかと思ったくらいでした。
 
最後の20分くらいで質問する検察官が交代。
 
そこでは、まさかの
入札参加業者に、飲食の接待を受けてもよいのか?
という、素人が聞いても
だめでーす
と答えられそうな質問が飛び出しました。傍聴席が「え??」と思っているなか、
入札参加業者に、旅行代金を、、、
と、続けてたたみ込んできた検察官の声に、高見弁護士がすかさず異議申し立て。
異議があります。前提事実が違います。
と一喝。検察官が
これはあくまで一般論を聞いているのであって・・・
と弁解すると,
それでしたら,本件とは無関係です。
とピシャリ(初公判時でも「贈収賄」があったかのように述べた検察に対して、高見弁護士は異議申立をしていました)。すぐさま検察官は質問を撤回しました。 
 
この他にも、「一般論として」証人の意見を求める*2質問を繰り返す検察官に対し、さすがに裁判官からも、
だれが聞いてもそう答えるような常識的な質問をするのではなく、この証人にしか答えられない質問をしてください。
と注意をする場面がありました。
  
最後の検察側の質問では、会場内から「はぁ?」の疑問とともに「何言ってんの?」の笑い声。
 
私も思わず「はぁ?」と言いながら笑い声が出てしまい「しまった!」と思いましたが、みなさん「くくく」「ふふふ」の笑い声が法廷内に響いており、胸を撫で下ろしました。
 
今回の公判では、民間で仕事をしているものにとっては、責任者が「知らなかった」「理解していなかった」と、何度も答える姿に、疑問を抱かざるをえませんでした。
 
次回は6月15日に、弁護側による反対尋問が行われる予定です。
 
これまでの傍聴録はこちらから。

 

*1:平成24年度一般競争入札、平成25年度一般競争入札、平成25年度公募型企画競争

*2:証人は自分の経験したことを法廷で話すのが原則であって、意見を述べることはできないそうです。ただし専門家として意見を述べることはできます。検察側は、西田氏を「事件の当事者」ではなく「調達の専門家」として意見を求めているのだと弁解していました。