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国循サザン事件―0.1%の真実―

国循官製談合事件の容疑者として起訴された桑田成規さんを支援します

動画配信【国循官製談合事件の解説】桑田さんご挨拶

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国循サザン事件-0.1%の真実-無罪を訴える桑田成規さんを支援する会です。

これまでこちらのブログで公判の傍聴録や、桑田さんご自身の解説などを公開してまいりましたが、2018年3月に予定されております判決まで、動画配信も併せて行うことにいたしました。

支援する会からご質問をさせていただき、桑田さんご自身に経緯や解説、桑田さんのみが知る真実などを語っていただきます。

今回桑田さんが逮捕・起訴されることになった事件について、みなさまにも「真実はどこにあるのか」を考えていただき、引き続きご支援をお願いできればと思います。

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国循サザン事件ー0.1%の真実

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 国循官製談合事件の解説 桑田さんご挨拶

国循官製談合事件の解説 桑田さんご挨拶全文

《赤川》国循官製談合事件、通称国循サザン事件において起訴・逮捕された桑田成規さんを支援する会の赤川です。2016年4月初公判、2017年12月に結審され、それまでに34回の公判が行われました。

これから2018年3月に予定されております判決までに動画の方で事件についての解説などをさせていただこうと思っております。

《桑田》桑田です。私はもともと国立循環器病研究センター*1、いわゆる国循という組織で情報統括部長という職にありまして、国循の情報システムの統括管理をする部署の責任者でありました。

その業務をやっている最中に検察の捜査を受けたという事件がございまして、結果的には現在その事件で起訴をされて裁判を行っている、私は被告人という身でありまして、その当事者であります。

私がこの事件について皆様に色々知っていただきたいということがございまして、今日、支援していただいている会の代表の赤川さんにお願いをして、このような動画撮影の機会を得たというところであります。

なにぶん複雑な事件でなかなかわかりづらいところがあるかと思いますけれども、できるだけ噛み砕いてお話ができればと思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。 

《赤川》今回の裁判に至った経緯を教えてください。

《桑田》これは刑事事件ですので、検察庁が捜査をしまして、私が犯罪を犯したという疑いを検察庁が持って、それで起訴をした、それで裁判が始まったということになります。

通常の刑事事件ですとまず警察が捜査をして、で書類送検をして、そこで検察が起訴するかどうかを決めるというのが通常の刑事事件の流れなんですけれども、私の事件の場合は、検察自身が捜査をする、その捜査をする部署が特捜部といわれているところです。

ですので検察の独自捜査事件、検察が自分自身で調べて起訴をしてというような形になっています。

《赤川》大阪地検の特捜部といえば以前にも大きな事件があったと思うんです。

《桑田》そうですね。私の事件の前にはいわゆる郵便不正事件*2ということで厚生労働省の村木さんが起訴された、結果は無罪となりましたけど、そういう事件がありました。それを担当していたのが大阪地検特捜部でした。

《赤川》ですね。で今もなかなか騒いでいるような。

《桑田》そうですね。森友学園の籠池さんの問題*3ですね。あれも同じ部署が担当してやっておられるところになります。

とっかかりというか、事件の端緒についてははっきりとはわかってはいないんですけれども、そこのところは措いておいたとしても、特捜部というところは普通の検察が扱うような事件ではなくて政治家の汚職とか官僚、公務員の汚職といったものをやることが多いようですね。

漏れ聞くところによると、そういう事件で起訴して犯人を挙げるということで一つの手柄になるというような部署です。汚職事件というのは汚職の汚という字にさんずい扁が含まれているのでどうも《さんずい》というふうにらしいですけれども、いわゆるさんずい事件をやりたかったというのがあるのではないかと思います。

私は政治家でもなくて高級公務員でもないのですけれども、国立循環器病研究センターという国の組織の部長職にあったということには間違いがないので、そういう管理職にあたる者が汚職をしたのではないか、それであれば特捜部がやるべき事件なのだろう、というふうに彼らが考えて事件に着手したというのが考えられるかと思います。

国立循環器病研究センターは、大学のような教育機関ではないのですけれども、業務としては2つありまして、研究を行う業務と病院で診療を行う業務が大きな柱になっています。研究は、循環器病に関わる研究を、基礎研究を含めてやっております。そのための研究所という組織がありますし、かたや診療を行うための病院を持っているんですね。

大学病院は《特定機能病院》という高度な医療を提供する病院としてランクが付けられているんですが、国循は、その大学病院と同じ特定機能病院という括りに分類されます。ですので診療に関しては大学病院クラスの高度な医療を提供するというところが機能としてはございます。

循環器領域に特化した病院としては最大級で国内で最も進んだ設備をもった病院とはいえると思います。

《赤川》もともと桑田さんは国循の前はどこかにおられたのですか。

《桑田》はい大阪大学の医学部附属病院で、職責は少し違いますけれども*4同じような医療情報部というところで仕事をしておりました。

《赤川》そもそも医療情報部とか医療情報というのはどういうことをされるのですか。

《桑田》医療情報部の業務としては研究と診療支援と2つあるんです。診療そのものはしないのですが、研究に関しては病院あるいは医学分野で使われる情報システムを新たに開発したり、あるいはそのシステムで取得されたデータを分析したりといったところも研究業務に入ってきます。

かたや診療支援という意味では病院のなかで使われている情報システム、電子カルテなどを含むものですが、そういったものを管理する仕事ですね。そういったことをする部署ということになります。

《赤川》じゃあ、患者さん相手というお仕事ではなくて?

《桑田》そうですね。直接患者さんと向き合うような部署ではないですね。医療従事者、医療従事者というのは医師であったり看護師であったり技師さんであったり、その総称ですが、その医療従事者が使う情報システムを管理している部署ということになります。

《赤川》なかなか病院のなかでどういう仕事をしているかというのがちょっと見えにくい部分があるので、これからお話を聞いていただくのに、そこらへんが、どのようなお仕事をされていて、誰を対象にされていたかというのもあると思うので、ちょっとお聞きしたんです。

《桑田》そうですね非常にわかりにくい部署です。

いわゆる日陰の部署といいますか、縁の下で下支えするような部署でありまして、本来業務である病院で診療される方々を支援しているだけなので患者さんからは見えない。じゃ一体何しているのかというと難しいところであります。ただ一般的なイメージとして思われるような、いわゆるITの技術を駆使してなにかをやる、というようなものでは実はないんです。

どちらかというと調整業務でして、病院の職員の方がシステムを使うに当たっていろいろ困り事があったり、あるいは改善してほしいといったところがあるかと思うんですが、そういったものを日々いろんな方々からお話を聞いて、それを実際のシステムにどう反映していくかというところを決める役割なんですね。

当然それにはお金がかかるので、システムを直すのではなくて、使い方をこう変えてみたらどうですかとかという提案をしたりとか、本当に必要なものはどれだけお金がかかるのかというのを精査して、それを病院として予算化してもらって実際にそれをシステムに反映していくといったところもありますけれども、いずれにしてもそういった病院で使うシステム全般について職員の皆さんが業務を効率的にできるように色々支援をする、そういう裏方の仕事と思っていただければと思います。

《赤川》でも一般的な事務職ではないので先生たちのこともわからなくてはいけないでしょうし、ITのこともかたやわかっていなくてはいけないというようなところですか。

《桑田》はい、いわゆるITのプログラミングをするような仕事ではないんですけれども、ただいったいITの技術がどんなもので成り立っているのかとか、今の時代だったらどういった技術が使えるのかということは当然知っていなければいけないんですね。

だからそういったものをベースとして職員と職員の間、あるいは職員と幹部の方々、お金が絡むところになると、そういったところの間に入って仕事をするし、当然そういうシステムを作っていらっしゃるのは企業さんなんですね。

我々は、その企業のことを、ベンダーという言い方をするんですが、ベンダーの方々ともお話をしなくてはいけない。当然そこはITの用語を使ってお話をするんですね。かたや院内では医療の言葉で話をするということで、その間に入って通訳のような仕事をすると。病院で求めているのはこういうことです、ということをベンダーさんに伝えるし、ベンダーさんが、今だったらこういうことができます、これはできませんというのを医療従事者に伝えるといったような、間に入る通訳の役割も重要な仕事であると思います。

《赤川》これから何回かにわたってお話をうかがうのですけれども、実際、今回、不本意にも起訴されるということになったわけですけれども、国循に入られて実質どのくらいの期間働かれたことになりますか。

《桑田》2011年の9月に国循に私が赴任したんですね。結局この事件がありまして2014年の11月に私が逮捕されて20日間ぐらい勾留されたということになります。

そのあとこの事件があったということで、私は実質的に仕事ができないという立場になりまして、役職を外されましたし、籍だけがあるという状況でした。通算でいうと5年間。2011年に来てから5年間は国循にいたということになります。

《赤川》2014年11月ということなので時間も経っているし、なかなか難しいところではないかと思います。詳細な部分を思い出すということに関して裁判のなかでも、何度も、思い出す、思い出さない、というのはあったと思うんですけれども。

《桑田》はい、実際に事件があったのは2014年よりもさらに前で、私が赴任して半年ぐらい経った頃の2012年から始まる話ですので、その頃の記憶を思い出しながら裁判のなかで正確に話すというのはなかなか厳しい状況ではありました。

《赤川》今後、ひとつひとつ、今回の裁判の中で取り上げられている事柄についてお話を伺っていこうと思うんですけれども、この動画を通じて、皆さんにお伝えしたいことを一言お願いします。

《桑田》今回、実際に私が被告人という立場になって初めて分かったことというのは、裁判の中で《真相を究明する》《真実を明らかにする》というのが実は難しいことだということなんです。

というのは、日本の司法制度の中では裁判官がどういうふうに思ったか、どう考えたかということで、有罪無罪という判決がでてくるんですね。私はもちろん自分は無罪であると信じてやっていますので、そのことを主張するために、いろいろな説明資料などを用意する、あるいは証人の方にいろんなことをお尋ねしてお話いただく、ということをするんですけれども、どうしてもそれが裁判官にどう伝わっているかというのがわからないんですね。

かたや検察は一所懸命有罪を立証しようとして有罪に《見える》証拠を出してくる。

それをみて、裁判官が総合的に判断するということになるんですけれども、やはりそれは氷山の一角であって。

これからみなさんにはその難しいところをご説明したいと思うんですけれども、その難しいところが本当に裁判官に理解されたかというところは、現実的には理解されない、理解されていない部分が大きいだろうと思います。裁判の結果がどうなるかというのはわからないんですけれども、それを措いてですね、みなさんに、いや実際はこうなんだ、これが本当のことなんだ、ということを知っていただきたいというふうに思います。

 

次回の動画配信は2018年1月5日(金)を予定しております。

 

※判決は2018年3月16日(金)9時45分〜大阪地裁の予定です。

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